キャブレターその3「ニードルバルブ」…の巻き♪
今回はキャブのオーバーフローを直します。
最初の状態では、ガソリンがオーバーフローした時に出る穴に、なぜか液体ガスケット?らしきもので埋めてありました。
交換する部品はこの2点。
オーバーフローは『フロートチャンバー内の油面が高くなりすぎた時に発生する』ワケですね。
他の原因もあるかと思いますが、大きくは『フロートの異常、動く部分が固着している。変に調整して高さがおかしい』とか『ニードルバルブの異常』かと思われます。
前回キャブをバラしてみて、フロート自体は問題無さそうでした。
そうすると…怪しいのはニードルバルブ?
キャブ内のそれ系部品は精密なので、経験の少ない素人では判断がつきません。
ニードルバルブを簡単に説明すると。
『フロートチャンバー内のガソリンの量=液面を一定に保つバルブ』です。
とりあえず「二つの部品」を交換してみてオーバーフローするならまた考えればいいです。
それでは、レッツ交換!
まずは、なぜか?ネジ山がナメている、キャブのドレンボルトから。
アレ???形が全然違うぞ???今回注文した純正部品と見比べて、形が違う!?
えっ!?まっいっか。
次は、ニードルバルブ。
画像左のネジを外すとフロートが取れて、右下のネジを取るとニードルバルブが交換できます。
改めて見てみると。
ニードルバルブは、Oリングがヘタっているくらいで、何も悪くなさそうだけど…
高い部品(¥3,630)ですが買ってしまったし…素直に交換です。
ガソリンコックONで放置。オーバーフローの確認。
数時間後。
カラッカラです、問題解決?
エンジンが掛かったら調子は良いのですが、エンジンがなかなか始動しない問題があるんですよね。
前回のキャブOHは「ザ~っと」。キャブの中の部品はキレイだったので、穴を通したくらいで新品には替えていません。
エアクリナーとプラグも新品にしてキレイだし。う~ん。
とりあえずはこのまま様子見で、エンジンの始動問題が解決しないようなら、ジェット類関係を全て新品に交換したいと思います。
以上!